2016.03.06 Sunday

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    2013.12.25 Wednesday

    糸車のメンテナンス(2)

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      縄を綯うために竹の皮を水に浸して柔らかくします。
      そして程よい太さに裂きます。


      竹の皮

      それを3本束ねて
      竹の皮束ねる

      そのうちの2本に撚りをかけて
      撚る

      反対の向きにより合わせます。縄を綯うのと同じ要領です。
      綯う

      より合わせた二本を括って
      括る

      残りの一本は先の二本と同じ方向に撚りをかけながら
      より合わせたもの巻きつけていきます。
      三本目

      最後に糸で括って出来上がりです。


      これを乾かして使うのですが、乾いてくると撚りが戻ったり、縮んでゆるゆるになってしまいます。
      そこでさらに撚りをきつくかけて、撚りが戻らないように最初と最後を括って輪にして乾かします。


      乾いたものを穴に通して


      位置を調節しながら結びつけていきます。


      しっかり固定します。


      ツムを通して完成です!

       
      2013.12.15 Sunday

      糸車のメンテナンス(1)

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        民家園のボランティアは民家園での実演を行っていて、そのために技術を受け継ぎ、研鑽して、伝えていかなければなりません。
        私たち綿の会の主な活動は綿の栽培と糸紡ぎですが、それに伴う器具のメンテナンスも重要な技術です。
        先日は定例会の後に糸車のメンテナンスについての引き継ぎを行いました。

        糸車の調子が悪いと糸紡ぎもうまくいきません。
        先日ブログにあげた回転をツムに伝える糸のゆるみや空滑り、
        その他にもはずみ車の歪みや傾きなど様々な不具合がありますが、今回は特に
        ここ!↓
        糸車
        の調整についてお話ししたいと思います。

        ここはツムを支えているところです。
        ツム
        ツムが通してある縄のようなものは竹の皮でできています。
        (革や布を使っているものもあるようですが、綿の会の糸車は竹の皮です。
        おにぎりやちまきを包んだりするあれです。)
        ここが緩くなったり位置がずれてくるとツムが斜めになったりブレたりして上手く紡げません。
        この竹の皮は糸で括られて固定されているのでほどいて位置を調節します。
        上下の高さ、前後の奥行きを左右そろえてツムがブレないようにします。

        しかし使っているうちに切れたり撚りがゆるくなったりするのでその時は交換です。
        交換する縄(?)も自分たちで作らなければなりません。
        2013.12.08 Sunday

        12月の畑

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          畑

          棉は枯れてきましたが、綿花はまだ実っています。
          綿花

          冬の日射しに綿の白さが光っています。
          綿花

          綿はもう終わりつつありますが、先月蒔いた紅花は芽を出しています。
          紅花の芽

          沢山発芽したので少しずつ間引いていきます。
          紅花の芽

          花が咲くのは来年暖かくなってから。成長が楽しみです。
          紅花の芽

           
          2013.12.08 Sunday

          第三回糸紡ぎ教室

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            今日は第三回の糸紡ぎ教室です。
            糸紡ぎ教室

            一昨日までの暖かさから一転、寒い一日となりました。
            民家の中はしんしんと寒いです。
            囲炉裏の炎が唯一の暖です。
            いろり

            こんな寒い日でしたが、教室には多くの体験の方がいらしてくれました。
            糸紡ぎ教室

            糸紡ぎ教室
            ありがとうございましたDocomo_hart


             
            2013.12.06 Friday

            明後日の用意

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              明後日12/8(日)は糸紡ぎ教室なので
              糸車や綿繰り機の調子をみて調整をします。
              糸車

              糸がゆるんでるものは結び直します。

              空すべりするものには松脂をつけたり、
              糸車

              本体にゆるみがでているものは楔を打ち込んで締めます。
              糸車

              昔ながらのシンプルな作りなので微妙な調整が必要です。
              けれどそれだけに湿度や温度の変化に対応できるデリケートな道具です。

              曲がっているツム(糸に撚りをかけるところ、糸を巻き取っているところです)
              は調整はできませんので交換するしかありません。
              ツムが曲がっていると思いのほか紡ぎにくいものです。
              ツム
              上が曲がってしまったツム、下が新品のツムです。
              ツムを曲げないために、力任せにならないように糸を紡げるように心がけています。

              綿繰り機も調子をみて、綿くずなど詰まっていないか確認します。
              綿繰り機
              綿繰り機も絶妙な作りになっていて、楔を抜くことでバラバラに分解できるのです〜。

              12月8日は今年最後、いえ今年度最後の糸紡ぎ教室になります。
              興味が湧いてきた方、是非民家園に足を運んでみてください。
              準備万端ととのえて、お待ちしております。
               
              2013.12.04 Wednesday

              民家園に牛がきました!

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                ちょっと前のことになりますが、
                民家園企画展「野菜の時代」の関連イベントとして、11月17日に民家園に牛がやってきました!!
                牛の「ももこちゃん」(8歳)は「梅ちゃん先生」に出演したこともあるタレントです。
                この日のももこちゃんは、民家園の加藤家前でみんなに紹介されたあと、肥桶を摘んだ牛車をひいて正門を出て管理棟までの道のりを往復しました。
                牛

                12月には関連イベントとして「野菜の宝船づくり」がありますよ!
                12/20(金)宝船制作、12/23(祝)配布、いずれも13:00から参加自由です!
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